3行日記|誰かの朝が晴れるように

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曇天の奥で叫ぶ声を南無の波に乗せ静かに整えたら言葉を捻じ曲げる影も消えた気がして、

傘の下からそっと手を差し伸べた日々の傷跡に陽だまりを添えて生き直す支度を始めた。

ひとりきりで抱えた嘆きもいつか誰かの祈りに変わると信じて今日も声を空へ送った。

 

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