鼻は語る

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昨日は鼻炎で、一日中ぼんやりしていた。
ついに仕事を早退し、病院へ向かうことにした。

待合室は混雑していた。
この耳鼻科には何度か来たことがあるが、いつも人が多い。

診察を待つ間、ふと鼻うがいのことを思い出した。
「あれ、ここではやらないのかな?」
どうやら、受付で申し出ないといけないらしい。

知らなかった。

鼻うがいしか経験がなかった自分にとって、機械での喉や鼻の処置は少し緊張するものだった。
……といっても、これで二回目だったか。

鼻というのは、実に興味深い。
ひとたび詰まるだけで、呼吸が苦しくなり、思考もまとまらなくなる。
以前、友人が「鼻が詰まると何もする気が起きない」と言っていたが、今なら痛いほどわかる。

目、鼻、口——この三つは、なかなか融通がきかない。
鼻が詰まれば味もわからなくなるし、喉が痛ければ声も出せない。
食べるものにも気をつけないといけないのだと、改めて思う。

友人にも言われた。
「野菜、ちゃんと食べろよ! スープでもいいからさ!」

その言葉を、今日は素直に受け入れることにしよう。

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