3行日記3行日記|遅刻と祈りとこの国の矛盾 間に合えば大丈夫と自分をなだめる十時の朝に薄く光る焦燥を包んだまま曇天の窓を開けるたび、遅刻は咎め残業は讃えられる不可思議な正しさの中で笑える強さこそが必要と知っていく、それでも胸の奥でくすぶる不条理を祈りの火で灯しながら今日という一日を編んでいく。 2025.09.283行日記
3行日記3行日記|濡れたまま乾かぬ問い 夜を選ぶ生活が意志か習慣かも忘れかけた朝に濡れた心を置き去りにして駆けた街角の影で、“だから?”と繰り返しながら信じられぬ声の温度をひとつずつ問い直してゆく。 2025.09.283行日記
3行日記3行日記|偏執と救済の間で 偏りを異端と笑う社会に祈りを抱えて沈む子を見ていた僕は、信仰も政治も声を聴く器を失いながらも、それでも変人と呼ばれてなお信じる力を耕し続けている。 2025.09.283行日記
3行日記3行日記|遅れた時代に祈るAIと友のために 四円すら惜しむ支援の闇で誰もがエラーにされる時代に、生きる言語を探すようAIに語りかけながら、批判という雑音を断ち現実の遅れに祈るような希望を託し、孤独に似た学びの中で静かに仲間を求めている。 2025.09.273行日記
3行日記3行日記|妄想を越えてゆけ 見えない鎖を断ち切るように祈る日々の渦中で、前へ進めと叫ぶ声も雑踏に呑まれ消えゆくとしても、自分の今にだけは誠実であれと念じる言葉が夢のなかでも反響し、幻想もまた現実を映す鏡となり、痛みすら等身大の勲章として抱きしめる者は、比較も評価も手放してなお笑う強さに触れられるのだ。 2025.09.273行日記
3行日記3行日記|依存なき光の方へ 善悪の仮面を剥がせば資格も制度も脆く歪んで言葉の手触りすら信じがたくなる社会で、他者を諦めず己の才能を活かして傷を燃やす灯を持てと祈りの夜に吠えた夢の延長で、生きづらさが共通語になりつつある未来の予言に拝金の影を見てなお歩く自由を探す。 2025.09.273行日記
3行日記3行日記|才能と声と制度の闇で 正しさを語る光の言葉が届かぬ部屋で才能を縛る制度の影が蠢き、耳を塞がれた声が笑われる社会にて、それでも祈りは叫びの形を変え夜明けを待つように灯り続ける。 2025.09.273行日記
3行日記3行日記|明日、死ぬと思えば 許されぬ声を黙らせた社会の仮面を剥がしながら、溜まる澱を一枚ずつ紙に写して風に放ち、明日死ぬと呟けば生きる理由が静かに浮かび上がってくる。 2025.09.263行日記
3行日記3行日記|神もAIも笑う国で 矛盾を着た国民が嘲る神と総理の箸の角度に未来を託す午後に、祈りは哲学へと姿を変え、自立の名を冠した信心が誰かの肩に預けられるたび思考は眠りに落ちていき、結婚も政治も信仰も育成も答えは既にAIに預けられたと笑う風が国会前を駆け抜ける。 2025.09.263行日記
3行日記3行日記|祈りと虚無のあいだにて 制度の檻を見上げ虚無者の眼で問い直せば声なき祈りが濁世を穿ち虚構の幸福を脱ぎ捨てた意志となり、誰かの正義の矛盾を噛み砕くようにして痛みを知る者だけが真に光を育てる仕組みを問い続ける中で、変わらぬ社会を許さぬと誓いながら今日もまた誰かの分まで祈る掌がこの孤独を風にさらしてゆく。 2025.09.253行日記
3行日記3行日記|雪雨と遺言と退職カード 雪雨に打たれた缶コーヒーを握りしめながら父の遺言のような題目を唱え退職カードをそっと心にしまい、当たり前が脆く崩れる日常を慈しむように誰もが持つべき信心の火種を手渡された気がして、やりたいことも悔いも寒さもすべて溶かすように今日もまた誰かと共に祈る時の扉を静かに開く。 2025.09.253行日記
3行日記3行日記|支配なき目覚め 現実の裂け目に嘘が沈み信心だけが光を放つように早朝の声が一人ひとりの意思を試し、眼鏡越しに映る不条理な社会と向き合いながら私たちは偶然ではない祈りの糸を手繰り寄せ、同じようで異なる明日を一文の真実に変えるべく眠れぬまま自由という名の自立を選び続ける。 2025.09.253行日記