詩を書くにつれて死を意識したことなどない
ただ病気になった時に死を意識して詩に変えた
詩には力がある
詩と共に生かされている僕がいる
生老病死
生きて、老いて、病気になり、死を意識する人生
20代後半で病気になった
30代手前で病気と運命と共に生きることが大事だと感じるキッカケになった
30代で前職を退職した
このままでは人間ではなくなりそうだったからだ
人間でなくなりそうになるとは?
喧嘩腰になりそうだし、短気だし
それを後輩も傷つけた
ただ一番に教えた後輩が自立して今もなお、係長という肩書に昇進したのだ
これが人材育成だ
単純な育成ではない
ゼロをイチにするような育成だった
辛かった
誰も教えてくれる人がいないのが育成
育成論を自分で考えるくらいになった
それが僕の最後の人生でも良いと思わないと自立させる育成などできない
でも、僕は退職してもなお、病気と闘いながら生きている
通院している今も、僕は苦しみながら生きている
ツライ人生でも、僕は生きている
それが生老病死なのかもしれない
でも、楽しいかもしれない
