【詩】正直でいられる場所

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素のままで話せる
そんな人がいるというだけで
肩の重さが
すこし、ほどける気がした

誤ることは
罪ではない
それを許せる社会こそ
きっと、やさしい

求人票の言葉に
誠実さを探してしまう
ニュースの向こう
透明であってほしいと願う

朝と夜
静かに繰り返すことば
身体の芯を
少しずつ、整えてゆく

かつて出られなかった玄関
あの時の空気を
まだ覚えている
今は歩けている

「正しさ」より
「信頼されることば」がほしい
それは
少し不格好でも構わない

一時間の祈りのあと
知識の疲れに
こころが遅れて追いつく
そんな日もある

人間関係に疲れ
机に肘をつきながら
それでもまた
自分と語る時間をつくる

月曜の朝
捻った足に声をかけ
年齢を思い知る
明日はきっと、わたしだ

肩書きではなく
その場にいる誰かに
どんなまなざしを向けられるか
それが、生きているということ

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