【詩】透明な構造の上で

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教える前に
学ぶことを忘れた街が
制度の名前だけを叫んでいる

誰かが決めた効率の下で
疑いを持つことも
間違いにされていく

白と黒の間には
色があると知っていたのに
境界線ばかりが太くなる

連帯責任の重さに
言葉が潰れてゆく午後
押しつけられた「善意」が
呼吸を奪っていく

多様性を掲げた横断幕の裏で
感情がどこかに置き忘れられる
声を上げることも
共に沈黙することも
どちらも怖かった

それでも
思考を止めずに
歴史の中の小さな失敗を
一つずつ拾いあげるように

私は問い続けたい
制度の中で
誰が笑い
誰が泣いているのかを

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